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「ゆらぎとフラクタル」は
昭和五十年(1975年)、松下電器(パナソニック)の扇風機「1/fゆらぎ」の開発者の話を聞いた時、初めて知った言葉である。講演会で「宇宙の果てから来ている光の波長を基にした音」を聞かせて貰ったが、その音は「そよ風」、「川のせせらぎ」、「鳥のさえずり」に似ていた。今インターネットで「1/fゆらぎ」や「フラクタル」の意味を知ることができる。(生体の機能ゆらぎとその機能)へ
「ゆらぎ」は真空管に電流を流すと抵抗値が定まらず「ゆらいでいる」ことが80年ほど前に発見され、その電流の波形が「周波数 f 」に反比例することから「1/f ゆらぎ」と名付けられた。しかし何故そうなるかは未だに解っていない。
その後、様々な自然現象の中に「1/f ゆらぎ」が発見された。また人に関しても「心拍のリズム」、「音楽」、「手作りのもの」なども「1/f ゆらぎ」になっていることが解り「人体のリズム」も「1/f ゆらぎ」になっている。そして人は外部から「1/f ゆらぎ」の影響を受けると快適になることが知られている。
音楽ではヴィヴァルディーの「四季」、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、モーツァルトの「劇場支配人」、ショパンの「雨だれ」、ヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」などが「1/f ゆらぎ」になっているとされる。
「1/f ゆらぎ」は直線、円、楕円、または放物線などの一定の法則を持つ線形ではない。しかし全く不定でもない。その「フラクタル図形」は図形の部分、及び図形全体が相似形になっていることをいう。(右図の例、フラクタル図形)
人の身近にある「星の瞬き」、「打ち寄せる波(潮騒)」、「川のせせらぎ」、「そよぐ風」、「木漏れ日」、「小鳥のさえずり」、「キラキラ光る陽光」、「雪の結晶」、「かげろう」、「木目(年輪)」などの自然界の現象、また絵画の濃淡の変化などが「フラクタル」である。
また次の歌手の歌声の波形が「1/f ゆらぎ」、即ち「フラクタル」と言われている。女性歌手では美空ひばり、宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、Misia、ZARD、今井美樹、松任谷由実、中島みゆき、松田聖子、一青窈、由紀さおり、叶和貴子、幸田來未、欧陽菲菲らの「音声波形」が「フラクタル」である。男性歌手では小田和正、平井堅、福山雅治、SMAP、尾崎豊、桑田佳祐、浜田省吾、ジョン・レノン、井上ひろしらがそうである。
つまり何故そうなるかは未だに解からない。しかし人が心地よく感じるものが「「1/f ゆらぎ」であり、波形を解析すると形状は「フラクタル」である。しかるに宇宙そのものがフラクタルかも知れない。(完)
「星の瞬き(Blink of star)」 「音楽とゆらぎ」へ
※自然界でフラクタル構造とされるもの(前記と重複)
「星の瞬き」、「打ち寄せる波(潮騒)」、「川のせせらぎ」、「そよぐ風」、「木漏れ日」、「小鳥のさえずり」、「キラキラ光る陽光」、「雪の結晶(右)」、「かげろう」、「木目(年輪)」、「木の枝と葉の形(右下)」等々
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宇宙の果てから来ている光の波形例 |