「年賀にかえて」

田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ

 新古今和歌集(百人一首)(藤原定家選)

田児の浦ゆ 打ち出でて見れば 真白にそ 不尽の高嶺に 雪はふりける

 田児之浦従 打出而見者 真白衣 不尽能高嶺尓 雪波零家留(万葉仮名)(万葉集 巻三 三一八 山部赤人作)

百人一首では「雪はふりつつ(雪がふっています)」ですが、万葉集では「雪波零家留(雪はふりける)」で、「雪がふり積もっている」ことを歌っています。百人一首の選者の藤原定家は都に居て万葉集のこの歌を選んだのであろうが、万葉歌人の山部赤人は富士山を田子の浦の浜へ出て見たのであろう。

田子の浦へ行くと木が高くて浜(海)に出ないと富士が見えないことがわかります。今年も万葉ゆかりの地などへ行こうと思います。例えば奈良、滋賀、瀬戸内、九州、対馬などへ・・・

旧年中はお世話になりました。本年もどうぞよろしく。あらたしき・・・TOP


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