『ホーマー富山へ行く(Yー2)』
 ところで、タイワ精機の水田に「生きた化石、カイエビ」が出現した。次は「北日本新聞」の記事である。

「カイエビ富山で初確認 精米機メーカーの有機米栽培田」北日本新聞20120713日朝刊) 

ミジンコの仲間で“生きた化石”とも呼ばれる「カイエビ」が、富山市関の精米機メーカー、タイワ精機(高井良一社長)の田んぼで見つかった。市科学博物館によると、市内で確認されたのは初めて。田んぼでは化学肥料や農薬を使わない有機米栽培に取り組んでおり、専門家はカイエビの生息しやすい環境が生まれたとみている。カイエビは約1億年前の白亜紀から生息する甲殻類。体長約1センチで、エビが二枚貝の殻に挟まれたような姿をしていることから、その名が付いた。無数の脚を動かして泳ぎ、水中のプランクトンを食べる。
 タイワ精機の田んぼで見つかったのは6月中旬。田植えをしていた社員が10匹ほどのカイエビに気付き、同博物館に持ち込んで鑑定を依頼したところ、カイエビの「ケネステリエラ・ギフエンシス」と判明した。市科学博物館によると、これまでにカイエビが市内で見つかったという報告は入っていない。2006年に実施した調査でも黒部、射水市と入善町で発見されただけだった。
 吉岡翼学芸員は、農薬や化学肥料を使わず、ふ化に適した環境が整ったため、地中に元々あった卵がかえったとみている。カイエビは無数の脚を使って泳ぐことで田んぼの泥がかき混ぜられ水が濁り、日差しが遮られて雑草の発生が抑えられるとされる。
 同社では高井芳樹会長(78)が中心となって、10年以上前からコメの有機栽培に取り組んできた。高井会長(右)は「カイエビがすめるのは理想的な土壌が出来上がった証拠。有機農法の良さをさらに広めていきたい」と話している。(社会部・草東良平)

(注1)この「カイエビ」が出現した水田に「メダカ不夜想会」の「日本メダカ」が7年前(平成17年)から生息し、種の維持をしている。(井上二士夫)
 また、地元の「チューリップテレビ」の取材があり、ニュースとして放映された。(富山チューリップテレビ放映、2012年713日18:15〜、但し、現在、動画は準備中です)カイエビ動画(他の例)
 ところで、「チューリップテレビ」は、「メダカ不夜想会」の取材に、新湊市(現射水市)へ来たのである。当時は、西山プロデューサーで、私が自転車に乗り「日本メダカ」を探しに行くところ、また、新湊市民病院近くの用水で「日本メダカ」を見つけ、ザルで掬うところを収録し、放映した。今も忘れられない出来事である。また、この放映が「メダカ不夜想会」の300名を越える会員募集に繋がり、高井会長もこの放映がきっかけで会員になられたと思う。
(注2)タイワ精機の関連会社「タイワアグリ」は、7月22日(日)「越中大手市場」に出展した。(完)
 次回の出展については、お問い合わせください。(カイエビを見ることが出来ます)
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(北日本新聞の写真)



「カイエビ」を観察している
吉岡研究員、高井会長
里稲作研究会々長、井上
2012.6.25撮影)
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